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てんびんに翔ける

建築のコストや時事ネタなどゆるく書いていきます

見積り価格の妥当性

これから家を建てようあるいはリフォームをしたいと考えている人にとって悩みのひとつに、見積りは妥当なの?と思う事があるのではないでしょうか。


建築業界にいる私もお客様に対して価格の妥当性をいかに理解して貰えるかを考えているんですが、ごく少数の悪質業者などの存在も価格を不透明なイメージにさせてしまっているのかも知れません。

それはそれとして、同じ工事であっても価格がバラバラになるのはなぜなんでしょうか。そこのところをざくっと説明すると、原因のひとつは各社で単価が異なるためなんです。
例えば、「ビニールクロス貼り」という工事があり、仕様も同じだとしても単価が異なるということも普通にあるハナシです。
単価は主に材料と労務費で構成されていますが、材料の仕入れ、労務費の高い安いなど各社特徴があるからなんですね。
その中で、内容をさらに難しくさせるのが労務費です。
安価なら良いと言えない理由がここにあります。モノが同じだとしても、職人の技能が異なることもままあります。良い職人さんは良い金額を支払ってくれる工務店と取引しているものですし。しかし、消費者側でそれを判断するのは大変難しいですよね。このあたりが「価格妥当性」を難しくしているのでしょう。

そのせいもあって、「当社は割高かも知れませんが、仕事はていねいだとの評判を頂いています。クレームも少ないのも自慢なんですよ。」という説明も中々理解して貰えないジレンマが業者側にはあります。

ここらへんが工業製品とは違って、一品物であるがゆえの消費者と業者、お互いの悩みどころといったところでしょうか。

消費者で「価格の妥当性」を計るにあたって、簡単に出来るアドバイスとしては、「相見積りを取る」ということでしょうかね。

しかし、この「相見積りを取る」ということも一長一短がありますので次回はそのことについて書いてみますね。